自分がやってて楽しいことや、今すぐ使うこと以外の知識は無理して身につけなくても良い

学習・効率化

こんにちは、三橋裕樹です!

・語学
・プログラミング
・会計

この3つは私が学生の頃から
「これをやれば儲かる!」と言われていたスキルです。

語学(特に英語)に関しては20年以上前から
「数年後には英語ができないと仕事がなくなる」なんて言われてましたが、

今でも英語を自由に使える人って
そんなに多くありません。

これって何でなんでしょう?

続かない、身に付かない

分かりやすく英語の話をすると、
私たちは学生の頃に英語の授業をたくさん受けてきました。

英語ができればコミュニケーションできる人が一気に増え、
ビジネスチャンスが広がるので、

英語が使えたらメリットしかありません。

でも受験を終えたら
勉強しなくなる人がほとんどじゃないでしょうか。

私に至っては会計士試験に挑むまでは勉強を続けたにもかかわらず、
結局身についていないという酷い有様です…笑

 

なかには社会人になってから
キャリアアップを目指して勉強を再開する、という人も多いですが、

だいたいが挫折します。私もその一人です。

必要なのが分かっていても
続かない、続けても挫折してしまう…。

これは結局のところ、
今すぐ使わないし、やってて苦痛でしかないからです。

学生の頃にあれだけ勉強したのに、
結局自由に使うことができないのも同じ理由でしょう。

今すぐ使わないなら風化する

受験で文法知識や長文読解の勉強はしてきても、
洋書や英字新聞を読まないならその知識を使う場面がありません。

使わない知識はあっと言う間に風化して、
昔勉強した内容すら脳内から消えていきます。

そして何年か後に勉強を再開しても、
また挫折して風化する…

根性論でやってみても、
使う機会がなければすぐ忘れます。

使ってない知識なので、
脳からしても覚えておく必要がないわけで、こればかりは仕方ありません。

今使う知識や、楽しいことはすぐ定着する

逆に、今まさに使っている知識は
自分が意識しなくてもドンドン覚えていきます。

というのも、
去年1週間ほどイタリア旅行に行っていたのですが、

勉強してないにも関わらず
なんとなくイタリア語を理解できるようになってました。

イタリア語で話すことができた訳でも、
文章をイタリア語で書くことができた訳でもありませんが、

看板・案内に書いてあることが
なんとなく理解できたんですよね。

帰国してから全く使ってないのでもう分かりませんが、
気に入った食材とかはまだ覚えてます笑

 

あと、これは誰でも経験のある話だと思いますが、
好きなことは本当にすぐ覚えます。

学んでいて楽しいですし、
「もっと知りたい!もっと知りたい!」と自分から色々調べるので当然ですね。

使わないならやらなくても良いのでは?

やってて楽しくない分野の知識を定着させるためには、
資格試験などを利用して使う機会を設ける必要があるわけですが、

今まさに必要ないなら
無理して身につけなくても良いのでは?と思うようになってきました。

今使わないんですから。

出掛けないのにブランドバッグ買うのと同じ話です。

勉強を続けることはとっても大事ですが、
その分だけ他のことに使える時間が無くなるということも忘れてはいけません。

遊ぶ時間とか、

運動する時間とか、

寝る時間とか。

無駄に見えるかも知れませんが本当に大事にした方が良いです。

 

火事場の馬鹿力って言葉があるように
本当に必要になったら普段からは考えられない速さで知識が定着します。

特にペーパーテストではなく、
実際の生活で使うスキルはなおさらです。

それがないと生きていけませんから。

なので、未来を先読みして勉強を進めるのも素晴らしいことですが、
その環境に身を置けるように行動する方がもっと大事なんじゃないでしょうか。

行動すると思わぬところで縁があるものです。
少しずつでも行動を起こしていきましょう!

 

◆編集後記

今日は背もたれクッションが家に届きました。

こんなやつです。
 

寒くなってきたので、
布団に足を入れながら読書や仕事したりするときに使おうと思っていますが…

実際に使ってみると
案の定眠くなりますね笑