監査を経験して感じた窓口になってくれる人がいるときのメリットとデメリット

監査のお仕事

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

税理士業としては
個人の方向けに仕事をする機会が多いですが

会計士業は監査が独占業務ということもあって
企業向けのお仕事ばかり。

私は前職が監査法人ということもあって
窓口になってくれる人とお話する機会が多かったのですが

お客様に何かを伝えるときに誰か一人挟むと
メリット、デメリットが当然出てきます。

窓口になってくれる人がいるメリット

窓口になってくれる人に
上手くサポートをしてもらうと

専門家のお仕事が捗り
会社への付加価値が高まります!

というのも専門家が業務を遂行するためには
会社のデータや資料を見るだけじゃなく

業務担当者や経営者とお話して
現状を把握し改善点を見つけることが必要。

そうは言うものの
専門家が会社の方と直接話をしたところで

「なんだ部外者が偉そうに」

と思われることがほとんどです…。

(こっちの態度がどうあれ、そう見えてしまう…)

だからこそ窓口役になってくれる方の
協力が欠かせません。

監査はその典型例ですが
現場の方や経営者にとって耳が痛い話であっても

窓口の方が緩衝材になってくれることで
外部の意見が会社内で受け入れられることがよくあります。

窓口になってくれる人がいるデメリット

ただ窓口になってくれる人が
会社内で信用されていなかったり

専門家の意図を上手く汲み取れないと
かえって逆効果になることも…。

社内の人間であっても
信用されてなければ赤の他人と同じようなものですし

意図を正しく認識してないまま行動されると
社内に大きな混乱を招いてしまいます…。

もちろん窓口の方にタスクを正しく伝えるよう
専門家側が配慮することが大事なんですけど

「Aという資料だけください」と言っても

「不安なんでA~Eまで用意させました!」
なんてことはよくある話で…。

本来不要なことに時間をかけるのは
誰から見てもデメリットしかありませんし

それを指示したと想定される
専門家への不信感が生まれます。

そして信頼してない人からの意見なんて誰も聞きませんから
専門家が適切に業務を遂行することが難しく…。

これでは本末転倒ですね。

直接話す機会は多いほど良い

窓口になってくれる人がいたとしても
現場の方や経営者と直接話すのってとても大事です。

やっぱり直接話さないと
お互いの考えや温度感って伝わりにくいですからね!

コロナのせいで
コミュニケーションが浅くなりやすい今こそ

チャンスがある時には
直接対話を心掛けるべきだなと感じます。

 

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