こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
朝、売上管理のシートを開いてふと気づく。
「今月、まだ1円も売上入ってない…」
「先月はうまくいったのに、また不安がぶり返してきた」
そんな朝も、ありますよね。
この記事では、「売上ゼロ」に心がざわついた朝に、意識してほしいお金の見方について、
クリエイターさん向けにやさしくお届けします。
売上がゼロでも、仕事をしてないわけじゃない
まず最初に、ちゃんと伝えたいことがあります。
「売上がない = 働いてない」ではありません。
むしろ、種まきをしている期間だったり、作品づくりに集中している時期かもしれない。
売上は“数字”としてはゼロかもしれないけど、
「ちゃんと積み上がってるもの」は目に見えないだけで存在してます。
信用の構築、スキルアップ、発信の強化。
「すぐ変わるわけじゃないけど、とても大事なこと」を続けていれば、その芽はいつか収穫できます。
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不安になった朝こそ、“資金残高”を見よう
焦っているときほど、「今月の売上」に目が行きがちですが、
そんなときこそ、あえて「いま持っているお金」=残高を確認してみてください。
残高をチェックするときにやることは、こんなこと👇
- 今月、あと何日分の生活費がある?
- 今すぐ必要な経費や支払いは?
- 少し先に回しても大丈夫な支出は?
あえて数字で現実を把握すると、「あ、まだ大丈夫か」と冷静になれることも。
「やばい、やばい」の気持ちが先行すると、具体的な行動を起こすことができず、
お仕事にも悪い影響が出てしまうので、まずは不安を視覚化することで現状を整理しましょう。
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月単位ではなく「3ヶ月の流れ」で見るクセを
クリエイターさんの売上は波があります。
たとえば、1ヶ月まるまる制作に費やした案件の売上が、3ヶ月後に入ってくるとか。
だからこそ、「1ヶ月ごとに白黒つけない」ことが大切です。
- 今月がゼロでも、先月が好調だった
- 来月に大きな納品が控えている
- 印税が3ヶ月おきに入ってくる
そんなふうに「3ヶ月単位で整っていればOK」という考え方ができると、焦りすぎずにすみます。
もし毎月売上が入ってこなくても、繁忙期が年に何回かあって、
その収入で1年間通して生活・事業ができるなら、何も問題ありません。
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Q&A:お仕事が不調なときのあるあるなお悩み
Q. 売上がなくて、自分に価値がないように感じてしまいます…
A. その気持ち、よく分かります。
でも、売上は「タイミング」と「流れ」に左右されることも多いです。
価値は売上とは別のところにちゃんとあって、
「今のあなたが何もしていない」なんてこと、絶対にありません。
Q. どうしても焦ってしまって、手につかなくなります
A. そんな日は、「今日ひとつだけやること」を決めてみましょう。
焦りを動きに変えるには、“シンプルな行動”がいちばん効きます。
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まとめ │ 売上がゼロの日も、自分を責めなくていい
- 売上ゼロでも、ちゃんと仕事してる日ってたくさんある
- 不安な朝は「残高」や「支出予定」を見て落ち着こう
- 1ヶ月ではなく3ヶ月の流れで、お金を整える意識を持とう
お金って、気持ちと直結してるからこそ、
不安な朝は「数字=自分の価値」みたいに感じてしまいがち。
でも大丈夫。焦らなくても、あなたはちゃんと前に進んでいます。