こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「もっと節約しなきゃ…」
「無駄を減らして、収入が少なくても乗り切らなきゃ…」
そんなふうに、“お金の不安”から生活をギュッと切り詰めてしまう。
それ、クリエイターあるあるだと思います。
でも、生活を削ることって、本当に大事な節約なんでしょうか?
この記事では、切り詰めすぎの節約がもたらす落とし穴と、
無理のないお金の整え方をクリエイターさん向けにやさしく紹介していきます!
節約が“しんどい”ものになってない?
節約って、本来は「お金を大切に使う」ためのもの。
でもいつのまにか、「我慢を重ねて、自分をすり減らすもの」になっていること、ありませんか?
たとえば、こんなこと👇
- 美容室をずっと我慢して気分が下がる
- お茶代を惜しんで外出そのものがストレスに
- 節約疲れで創作意欲までなくなる
こうなってくると、節約が生活や心の豊かさを削ってしまってるかもしれません。
無駄遣いは避けるべきですけど、創作活動には一定の心の余裕と、多方面のインプットが欠かせませんよね。
アイデアを生むための“泉”を過度な節約で枯らしてしまうと、その先の活動が先細っていくことも…。
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節約にも“費用対効果”がある
たとえば、月に1,000円の節約のために毎日30分悩むとか、
クーポンを探して精神的に疲弊するような節約って、コスパが悪いこともあるんです。
それよりも、個人事業主として考えたいのは、
- 月1万円収入を増やす方法を考える
- 買うものの「満足度」と「継続性」を見直す
- 経費に投下したお金を、創作で回収できる方法がないか考える
こういう視点にシフトできると、気持ちにゆとりができて、創作活動の幅も広がり、プラスに働きます。
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クリエイターにとって必要な“投資”もある
画材、ソフト、機材、美容、健康、時間の確保…
これらって一見「贅沢」に見えるけど、活動の質を高めるための“自己投資”です。
たとえば、
- まだ使えるけど、動作が重いパソコン
- 漫画、読書アプリがよく落ちるスマホ
- 画面の小さいタブレット
- 長時間座ると、腰やお尻が痛くなるイス
- 高さの合ってない机
こういうところにはお金を使った方が、同じ時間でもパフォーマンスが大きく変わる可能性があります。
節約しすぎてそれらを我慢してしまうと、
逆にパフォーマンスが下がって稼げなくなったり、病院通いになってお金がかかったりという悪循環にも。
「お金を使うこと」が全部ダメなんじゃなくて、“どこに、どう使うか”を選ぶ力が大事!
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無理なくお金を整える3つの視点
無理なくお金を使うために、こんな視点で考えてみましょう👇
①「削る」より「整理」
全部を我慢するよりも、「今、使ってないサブスク」「惰性の出費」などを見直すほうが効果的。
「そのうち使いそう」じゃなく、今使ってるか、今必要かどうかが大事!
②「減らす」より「選ぶ」
全部の支出を削るんじゃなくて、「これだけはちゃんと使いたい」という軸を持つ方が継続しやすいです。
自分の価値観に合わせて、お金の使いどころを見定めましょう!
③「節約」より「ゆとりづくり」
目指すのは“ギリギリの節約”じゃなくて、ゆとりを感じられる暮らし。
そのための仕組みとして、
- ご褒美費
- 自己投資費
- 日々のプチ贅沢費
こういった項目を最初から予算に入れておくのもおすすめです!
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Q&A:節約に関するあるあるなお悩み
Q. でも、収入が少ないときはどうしたらいい?
A. 「本当に困窮してる時期」は、確かに削るしかない場面もあります。
でも、それをずっと続けると気持ちが壊れちゃうので、一時的な対策として割り切ることが大切です。
Q. お金を使うのがこわい…
A. お金が減るのって怖さもありますけど、本当はお金って何かに使うためのもの。
“自分のためになる支出”を知って、そこに集中するだけでも、罪悪感はぐっと減ります。
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まとめ │ 節約は、自分を苦しめるためのものじゃない
- クリエイターには「自己投資」が必要なタイミングもある
- 切り詰めすぎると、気力・創作意欲・メンタルに影響が出る
- 「使い方」を整えることが、長く活動するための鍵になる
節約で心まで削らないよう、どこに、どう使うか、見直してみましょう!