こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
会社を設立するなら
事前に考えておくべくことがたくさんあります。
- 会社名
- 事業内容
- 資本金
- 株主、役員構成
- 本店の所在地
などなど。
そして意外と盲点になりやすいのが
決算期をいつにするか。
名前を知っている会社だと
12月、3月あたりが多いですけど、
日本で会社を設立するなら
決算期を自由に決めることができます。
もちろん7月とか10月でもOK。
でも自由に決めて良いと言われると
よけいに迷ってしまいますよね…。
なので今回は決算期を決めるときのポイントを
2つほど紹介します!
こんな記事も書いたので
ぜひ参考にしてください!
![](https://i2.wp.com/mitsuhashi-cpa.com/wp-content/uploads/2021/05/PAR56489_TP_V.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
節税対策を取りやすい月を選ぶ
業種によっては
繁忙期がある程度決まってたりしますよね。
そのような場合には
繁忙期を避けて決算期を設定しましょう!
繁忙期といえば稼ぎ時。
だからこそ記帳・決算・申告よりも
ビジネスに集中した方がリソースが無駄になりませんし
そんな忙しいなかで
事務作業をやってもミスを連発する可能性が高いです…。
また、繁忙期と決算期を重ねると
売上が予想よりも急上昇したときに
節税策を取る時間的余裕がまったくありません。
これはちょっともったいない…。
なので具体的には
繁忙期の2~3か月前
もしくは
繁忙期の2~3か月後
このどちらかを選択しましょう!
繁忙期よりも前に
決算を迎えるメリットは以下のとおり。
- 下半期に節税策を取るための時間的余裕が十分ある
- 納税でお金が減っても、繁忙期で回収可能
これに対して繁忙期よりも後に
決算を迎えるメリットは以下のとおり。
- 増えたお金で節税策を取りつつ、納税に備えられる
- 申告書上で資金残高が増えるので融資面で有利
どの業種にも当てはまる訳じゃないですけど
参考にしてみてください!
12月・3月決算は極力避けるべき
また強いこだわりがなければ
12月・3月決算はやめておきましょう。
12月、3月決算の会社が多いので
世間的には1月~2月、4月~5月が確定申告シーズンということ。
つまり多くの税理士事務所も
そのシーズンは確定申告で余裕がない時期なので
新規のお客様と契約することに対して
なかなか消極的だったりします。
(個人事業主の確定申告対応もありますので…)
税理士事務所としては
8月頃がオフシーズンなので
その時期を狙うのも良いかも知れませんね!
◆余談
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