こんにちは！
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です！
「まだ売上そんなにないから、確定申告はしなくていいよね？」
「年間300万以下なら、税金ってどうなるの？」
こんなふうに思ったこと、ありませんか？
フリーランスとして活動し始めたばかりの頃は、
申告や税金の基準があいまいで、判断がむずかしいですよね。
この記事では、年間売上300万円以下の駆け出しクリエイターさんに向けて、
申告が必要なケース・不要なケースや、知っておきたいポイントをやさしく解説します！
申告が「必要」になるケースって？
結論からいうと、たとえ売上が少なくても、条件によっては確定申告が必要！
たとえば、こんなケース👇
- 個人事業で年間48万円以上の利益がある
- 会社員をしているけれど、副業の所得（売上−経費）が年間20万円を超える
- 赤字でも、青色申告をしていて繰越控除をしたい場合
基本的に、確定申告するかどうかのカギとなるのは、売上ではなく、「利益」！
もし売上が300万円でも、経費が250万円あるなら「利益」は50万円。
売上に税金がかかるわけじゃないので、利益が全然出なくて税金が取られないってことも全然あります！
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逆に、申告「しなくてもいい」場合って？
逆に、以下のような場合は申告義務がないとされています。
この場合は、赤字の繰越をしないなら確定申告はしなくてもOKということ！
- 個人事業で、年間の所得（利益）が48万円以下
- 会社員で、副業の所得が20万円以下
ただし、注意点があって、
「義務がない＝申告しない方がいい」とは限らないんです。
たとえば、
- 医療費控除やふるさと納税で所得税の還付を受けたい
- 赤字を翌年以降に繰り越したい
- 将来、住宅ローン控除や開業融資を受けたい
という場合は、利益が少なくても「申告したほうが有利」になることがあります！
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「まだ少ないからバレない」はキケン！
「年間100万くらいだし、黙ってればバレないよね？」
正直、そんな声を聞くこともあります。
100%バレるとは言い切れませんが、
支払い側からの「支払調書」などで、税務署は「誰にどれくらい売上があるか」意外と把握してます。
意図的な未申告はペナルティや追徴課税の対象になることも。
そうなる前に、「正しく知って、ゆるく申告」がいちばん安心です！
もし、「確定申告すべきなのか分からない」という場合は、
国税庁の電話相談センターや、税理士にスポット相談して確認するのがおすすめ！
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Q&A：確定申告に関するあるあるなお悩み
Q. 利益ってどうやって計算するの？
A. 「売上−経費」で計算します！
必要な領収書や明細はできるだけ残しておきましょう！
Q. 白色申告と青色申告、どっちがいいの？
A. 利益が少ないうちは白色でもOK！
ただ、今後売上が伸びそうなら、青色申告を検討すると節税効果が高まります！
まとめ │ 売上300万以下でも、申告の判断は「利益」で見る
- 申告が必要かどうかは「売上」ではなく「利益」で決まる
- 申告義務がなくても、還付や控除のために出すメリットあり
- 小さな金額でも、正しく整えることで信頼と安心に
売上が少ない時期こそ、申告の土台を整えるチャンス。
「今のうちにゆるく整える」感覚で、焦らず進めていきましょう！
