こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「領収書、たまってきたけどまだいける…」
「帳簿、月末か月初にまとめてやろうかな」
そんなふうに、つい後回しにしちゃう気持ち。よ〜くわかります。
でも、“まとめて処理派”にはちょっとした落とし穴もあるんです!
この記事では、帳簿づけを溜めがちなクリエイターさん向けに、
気をつけたいポイントをやさしく解説します!
落とし穴①|「あれ、これ何の支出だっけ?」問題
レシートや領収書が山積みになってから帳簿をつけると、
こんなことが起こりがち👇
- 店名は書いてあるけど、何に使ったのか思い出せない
- クレカ明細に「〇〇ペイ」「Amazon」だけあって用途不明
- 会議費?交際費?取材費?分類が迷子に
記憶って、1〜2週間ですぐあいまいになるんですよね…。
それが積み重なると、結果的にこんなデメリットが👇
- 経費に入れられない=節税チャンスを逃す
- 記帳ミスや二重計上のリスクUP
だからこそ、できれば3日以内にレシートや明細にメモをするのがおすすめ!
ザックリでもいいから、使った内容は忘れないうちに記録しておくと安心です。
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落とし穴②|確定申告前に“レシート仕分け祭り”が起きる
年度末や年明けにまとめて帳簿をつけようとすると、こんなことになりがち👇
- 「このAmazon、なんの買い物だ…」
- 「え、〇月の分の明細、ない…?」
- 「お仕事したいのに、レシート仕分けばかりでもうやだ」
気づけば夜中にコーヒー片手に、レシート・Excel・会計ソフトと格闘。
確定申告がイヤになる理由の1位は、実はこれだったりします。
特に年末年始はプライベートの予定が入りやすくなったり、
気のゆるみで1年間の疲れがドッと出やすい時期なので、無理すると体調を壊すことも…。
そうならないためにも、月に1回だけでも記帳デーをつくるのがおすすめです!
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落とし穴③|帳簿を溜めると“お金の流れ”が見えにくくなる
帳簿づけって、もともとはお金の流れを見える化して経営を良くするためのもの。
なので、こんな「お金の健康チェック」に使えます👇
- 今月の利益はどうだった?
- 仕事道具にお金使いすぎてない?
- 売上が上がってるけど、預金は残ってる?
でもまとめてやると、リアルタイムでお金の状況が把握できないので、
ちょっとしたミスや支出過多に気づきにくくなってしまう…。
綺麗事のような話になっちゃいますが、帳簿は自分の事業のカルテのようなもの。
大事な部分だけでもこまめに見直しておくと、自分の事業を守れる力がつくようになりますよ!
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Q&A:帳簿づけに関するあるあるなお悩み
Q. 会計ソフト使ってても、まとめて入力はダメ?
A. ソフトは便利だけど、結局判断するのは自分なのでまとめすぎるとミスのもと!
自動連携でも内容チェックはこまめにしましょう!
Q. 月1でやる時間が取れません…
A. 1日5分や、1週間に1回15~30分程度でもOK!
たとえば「毎週土曜日午前はお金チェック」のように軽い習慣にすると続きやすいです。
Q. 経費かどうかの判断に迷う支出が多いです
A. そういうときこそ、忘れないうちにメモを!
判断に迷っても、あとで相談できるように記録しておけば安心!
まとめ │ 帳簿づけは、溜め過ぎないように注意!
- 記憶が薄れる前に、使った内容はメモしよう
- 年末まとめてやると、地獄の修羅場になるかも
- リアルタイムで“お金の体調”を見ておくのが安心
「あとでやる」が続くと、帳簿がどんどん怖くなる…
だからこそ、小さな習慣で気持ちも軽くしていきましょう!