こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「なんか集中できない…でも気のせいかな?」
「『まだやれる、まだ踏ん張れる』って言い聞かせてる」
毎日頑張ってるクリエイターさんの中には、
こんなふうに感じたことがある人も多いはず。
そう。実は、疲れてるときほど、「気づかないフリ」をしてしまう人って多いんです。
この記事では、そんな見て見ぬふりしがちなサインとやさしい対処のヒントを、
クリエイターさん向けに整理してみました!
集中できないのに「やる気がないせい」だと思い込む
作業に向き合ってるのに、なぜか手が止まる。
気持ちはあるのに、集中が続かない。
そんなとき、つい口をついて出てしまうのが、
「自分って、やる気ないのかも」「怠けてるだけなんじゃ…」という言葉。
でも実はこれ、脳や心が「もうちょっと休ませてよー」とサインを出してる状態なんです。
がんばり屋のクリエイターさんほど、「疲れてる」と認めるより、
「もっと気合い入れなきゃ」と自分を追い込んでしまいやすい。
たとえば、
- 作業に取りかかれない
- やっと開いたのに、すぐ他のことが気になる
- 意味もなくSNSや動画を眺めてしまう
こんなサインが出てきたら、心や体が「一時停止ボタン」を押してるだけかもしれません。
やる気ではなく、バッテリー残量の問題。
だからこそ、「なんかうまく動けないな」と感じたときは、まず休憩してみるという選択もあり。
あえて作業から離れることで、「あ、疲れてたんだ」と実感できること、多いですよ!
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ちょっとした不調を「まだ大丈夫」と片づける
「やる気がないせい」と思い込むのと同じくらい、
身体のサインに気づいても、つい「いつものこと」として流してしまうことってありませんか?
たとえば👇
- 頭がぼーっとするけど、「コーヒー飲めばなんとかなる」
- 肩や首が重いけど、「座りすぎただけ」と思い込む
- 寝てもスッキリしないけど、「きっと夢見が悪かったんだな」で済ませる
- 頭が痛いけど、ロキソニンを飲んでやり過ごしてしまう
こうした微妙な不調は、
目に見えるケガや発熱みたいにわかりやすくないので、見逃されがちなんです。
わたしも「そのうち治るっしょ」と無視すること、昔はよくありました。
でも、実はこういう違和感こそが、疲れがたまっている合図。
そして、真面目な人ほど、
「これくらいで休むなんて…」「みんなも頑張ってるし」と無意識にスルーしてしまいやすい。
でも、そうして小さなサインを何度も無視していると、
ある日いきなり「電源オフ」のように動けなくなることもあります。
疲れは、派手に現れないぶん、じわじわ静かに蓄積していく。
だからこそ、「今ちょっと変だな」と感じたときは休むタイミングとして認識するようにしましょう。
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好きなことすら「なんとなく楽しくない」と感じる
これは、一番わかりにくくて、一番つらいサインかもしれません。
「創作が好き」「表現が楽しい」「この仕事を選んだことに後悔はない」
そんな気持ちがちゃんとあるのに、いざ手を動かそうとすると、
なぜかモチベーションが湧かない。テンションが上がらない。
たとえば、こんなこと👇
- ペンは握っているのに、進まない
- 編集ソフトを開いたまま、ぼーっとしてしまう
- 描き始めたのに、途中で力尽きて保存だけして閉じる
これは、「好きじゃなくなった」んではなくて、
「好きなことすら楽しめないほど、心が疲れている」状態なんです。
本来、好きなことは回復にもつながるけど、
バッテリーが残っていないと、それを受け取る感度も鈍ってしまうんですよね。
「創作が楽しくない」と感じてしまったときは、
本当に嫌いになってしまうまえに、少しだけ距離を置いてみるのがおすすめ。
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「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまう
不思議なことに、心が疲れているときほど、
「まだやれる」「もっとやらなきゃ」「ここで止まったら終わる」という気持ちが強くなります。
これは、自分の中の焦りや不安を、頑張ることで抑えこもうとする反応。
たとえば、こんなことありませんか?
- SNSで他のクリエイターが活躍してるのを見て、無理に投稿を続ける
- 体調が微妙でも、「次の案件も受けます!」と言ってしまう
- 「今止まったら取り残される」と思って、寝る時間を削る
そうやって自分を奮い立たせてきたからこそ、ここまでやってこられたのかもしれません。
でも、そのがんばりの裏に、
「ちょっと止まりたい」という心の声が隠れていないか、きちんと向き合ってみましょう。
がんばろうとする姿勢と同じくらい、
止まる力・戻る勇気・力を抜く選択も大事なんです。
「今日はいったん休もう」
「次のために、今日は温存しよう」
そんな選択をすることで、長期間の離脱を防げるかもしれませんよ。
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自分の心に気づいてあげるだけで、回復が始まる
回復の第一歩は、いまの自分の状態を「きちんと認めてあげる」こと。
- なんとなく無理してるかも
- ちょっとした違和感がある気がする
- もしかしたら、本当は休みたいのかもしれない
こうした気持ちを受け入れるだけで、心は少しずつ回復のスイッチを入れはじめます。
気を張ってがんばっていたときよりも、
さらに体が重く感じると思うので、そうなったらきちんと休むようにしましょう。
「休む」ために効率を求めたり、きちんとする必要もありません。
ただ、ぼーっとするとか、寝るだけとか、そんな感覚で。
今まで無理をしてきた自分に、「だらしない」時間を許してあげれば、きっと回復も早まりますよ。
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Q&A:疲れてるときに関するあるあるなお悩み
-
Q. 「疲れてるかも」と思ったとき、まず何をしたらいい?
A. まずは深呼吸して、「そうか、疲れてたんだな」ってきちんと認識することが一番!
自分の状態を認めてあげられると、
「寝たい」「お風呂入りたい」「ぼーっとしたい」と素直な感情が出てきやすくなります。
-
Q. 少し休んでも回復した気がしません…これは普通?
A. それだけ疲れが溜まってた証拠です!
蓄積された疲れは、じわじわと回復していくもの。
焦らず、休む時間を重ねていきましょう。
-
Q. 休むと罪悪感が出てしまいます…どうすれば?
A. 「休むのも仕事のうち」と考えてみてください!
電池が切れる前にチャージするのは、立派な戦略です。
まとめ │ 疲れてるときこそ、自分の「サイン」にやさしくなろう
- 集中力の低下や不調も、疲れのサインかもしれません
- 「好きなのに楽しくない」は、心がSOSを出してる合図
- 気づかないフリをやめるだけで、ゆっくり元気が戻ってくる
自分のペースは他人と比べるものではありません。
きちんと休みを入れつつ、長く続けられるやり方で進んでいきましょう。
\ 疲れた自分にも、やさしくしよう /
がんばり屋のクリエイターさんほど、疲れに気づかないこともあります。
立ち止まって、自分のペースを見つめなおしたいときも、やさしくサポートします!