【時間の感覚をつかむコツ】タスクの見積もりが甘いクリエイターさんへ

クリエイターのお仕事全般
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「1時間で終わると思った作業が、気づいたら3時間かかっていた」

「締め切りまで余裕があるはずが、気づけば徹夜…」

「毎朝その日のTodoリストをつくってるけど、時間が追いつかない」

そんな日を繰り返してしまうクリエイターさん、少なくないですよね!

 

そこでこの記事では、時間の感覚をつかむための実践法について、

クリエイターさん向けにやさしく整理していきます!

 

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なぜ時間の見積もりはズレやすいのか?

「そもそもなぜ時間感覚が狂いやすくなるのか?」

その理由はシンプルです👇

  • 集中すると時間が経つのを忘れてしまう
  • 「やればできる」という気合いで予定を詰めすぎる
  • 細かい準備や片付けの時間を見落とす
  • 過去の「最短タイム」を基準にしてしまう
  • 疲れやモチベーションの波を計算に入れていない
  • メールの返信やちょっとした作業が時間と集中力を奪う

 

とくにクリエイターさんは、「ひらめき」や「感覚」に頼る場面が多い職種なので、

自分が思っているよりも実際には多くの時間がかかってしまいがち。

 

「今日は調子がいいからすぐ終わるはず」と思っても、

実際には細部にこだわったり修正に時間を取られたりして、気づけば夜。

なんてこともよくあるんじゃないでしょうか。

 

だからこそ、「なんとなく」ではなく、

「自分の場合はこのくらいかかる」という時間の感覚をつかむのがとても大事!

 

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① まずは「実測」してみる

いきなり正確な見積もりをするのは難しいので、

まずは、実際にかかっている時間を測るところから始めましょう!

  • イラスト1枚仕上げるのにどれくらい?
  • 動画編集に平均どのくらいかかる?
  • 記事執筆は1,000字で何分?

 

アマホアプリやストップウォッチを使って計測してみると、思った以上にズレがあることに気づけます。

この「思い込み」と「現実の時間」のギャップを知ることが、改善の第一歩。

 

ざっくりでも「〇〇の作業は実際何分かかる」という作業ごとの平均値が見えてくると、

クライアントと商談するときの納期スケジュール案の作成にも活かせるようになります。

 

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② 余裕を持たせる「バッファ時間」を必ず入れる

見積もりが甘くなりがちな人は、予定を「理想タイム」で考えてしまう傾向があります。

でも現実には、

  • ファイルや素材を探す時間
  • 作業の合間のちょっとした休憩
  • データ保存や書き出しなどの待ち時間
  • クライアントからの修正依頼 など

こうした「見積もりに入れていない作業」が必ず発生しますよね。

 

そのため、見積もりには+30%程度の余裕(バッファ)を持たせるのがおすすめ!

たとえば、

  • 動画編集 3時間 → 見積もりでは4時間にする
  • 記事執筆 1時間 → 1時間半を見込んでおく
  • イラスト制作 5時間 → 6時間半を想定して予定に入れる

この「バッファ時間」を確保しておくことで、

予期せぬトラブルが起きても慌てずに対応することができます。

 

ただ、人は「1時間の作業でも、1時間半の枠をもらえるとその時間を使い切る」という性質があるので、

あくまでも作業に取り掛かるときの目標時間は、見積もり通りの時間を目指すようにしましょう。

 

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③ 「小さな単位」に分けて見積もる

「動画制作:丸一日」「イラスト制作:半日」など、大きなタスクのまま予定を組むと、

細部の作業時間や想定外の要素を見落としやすく、ほぼ確実に計画がズレます。

 

そのため、タスクはなるべく細かく分けて考えるのが大切!

たとえば、

  • 動画制作 → 構成30分+撮影60分+編集120分+書き出し30分
  • イラスト制作 → ラフ30分+下描き60分+仕上げ90分+調整30分
  • 記事執筆 → リサーチ30分+執筆90分+校正30分

このように分けると、見積もりの精度が上がるだけでなく、

「今どこまで進んでいるか」が分かりやすくなることで心理的にも達成感を得やすく、

作業を進めるモチベーションにもつながります。

 

また、分けておくことで「どこで時間が伸びがちか」も可視化されるので、

より作業時間の見積もりが良い感じになっていきますよ!

 

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Q&A:時間の見積もりに関するあるあるなお悩み

Q. タイマーを使うのが面倒で続きません…

A. 面倒なときは、1日の終わりに作業記録を付けてみるのがおすすめ!

「8時 起床 → 9時 メール・チャット返信 → 10時 執筆開始…」

といった感じでどんな1日だったかを可視化してみると、おおまかな作業時間も見えてきます。

 

Q. その日の体調によって作業時間が大きく変わります…

A. その場合も、記録をつけることによって「どれくらい時間の幅が出るか」がわかるようになります!

そうすれば、「遅くとも〇時間あれば完成できる」という目安になり、スケジュールを立てやすくなるハズ!

 

まとめ │ タスク見積もりが甘い人ほど「時間感覚」を整えよう

  • まずは「実測」して、自分の作業時間を知る
  • +30%の余裕を持たせると納期の不安が減る
  • タスクをなるべく小さく分けて時間管理するとうまくいきやすい

 

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