「やる必要がない」かどうかは、やってみないと分からないことも

独立開業

こんにちは、三橋裕樹です!

「やるだけ無駄だよ」
「他のことに時間を使った方が良い」

勉強でも仕事でも
やった方が良いこと、やらない方が良いことがそれぞれあります。

私も受験生だったり
開業直後の方にアドバイスをさせて頂いたことはありますが

本当にやる必要がないかどうかは
自分でやってみないと分からなかったりします。

どこを目指したいか

たとえば試験勉強の話。

私は合格者のなかで最下位でも良いから
試験に受かりたいと思い勉強をしていました。

なので受験生にアドバイスできるのは
基礎論点を徹底的に固めましょうということ。

でも受験生の中には
合格するのは当たり前の話として

トップ合格を目指している人だっているわけで。

その人に対して
「C論点はやるだけ無駄だよ」と言ったところで

効果的なアドバイスにはならないでしょう。

つまり、私とその人とは
目指している先が全然違うわけです。

同じ話で社会に出てからも
人によって描くキャリアは様々。

特定の会社で昇進したいという人もいれば
より良い待遇を得るために転職を繰り返す人もいます。

そうなれば必要となるスキルも全然違いますよね。

独立するとなおさら

独立すると会社員の時以上に
自分の強みや弱みといった個性を軸に仕事をすることになります。

税理士の話をすると
クラウド会計とリモートワークが普及したことで

全国どこにいるお客様でも対応することが可能になりました。

でもそれは全国の税理士と競合することにもなるので
より強い特色をネット上で全面に出していく必要があります。

これに対して地域密着型の事務所であれば
立地やお客様との距離感、地域団体での活動など

オフラインな場で信用を集めることが必要となってきます。

自分のスキルや人生における優先事項だったり
営業方針、今後のビジョンなどは人それぞれ異なるものですから、

誰かに必要ないと言われたけど
自分には必要だったということだって当然あるでしょう。

自分にとっては何が必要か

2021年4月から、所属している税理会の支部で
総務副部長をやることになりました。

この支部活動に参加することについて
私が知っているだけでも否定派・肯定派の税理士が同じくらいいます。

合理的に考えるなら
その時間を自分の仕事に向けた方が収入は伸びるでしょうし、

税理士としての活動に
時間を支配され過ぎたくないという思いもあります。

ただ、自分にとって必要じゃないかどうかは
やってみないと分かりません。

まずはやってみてから。
そのうえで今後必要かどうか判断していきましょう。

 

◆新しいこと

近場のステーキハウス。