こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「飲食費、毎回メモしろって言われるけど、無理すぎる…」
「レシートはあるけど、誰と行ったかもう思い出せない」
そんな声、ほんとによく聞きます!
たしかに、飲食費を経費にするときには記録を残しておいた方がいいですけど、
「ちゃんと書かなきゃ!」と思いすぎると続きません。
この記事では、忙しい人でもできる「ざっくり記録」スタイルを
クリエイターさん向けに紹介します!
「誰と・どこで・なに目的か」だけメモすればOK
まずはゴールを把握しましょう!
税務調査で交際費・会議費をチェックするときに見られるポイントはコチラ👇
- 誰と(取引先 or 仕事関係)
- どこで(店名)
- なに目的(打ち合わせ、交流、情報交換など)
つまり、これさえ押さえておけば、
めちゃくちゃ丁寧な内容をメモしておかなくても大丈夫なケースが多い、ということ!
たとえば、こんな感じで残しましょう👇
- 4/5|〇〇編集さんとランチ|新宿△△カフェ|作品進行の打合せ
- 4/12|フリー仲間2人と夜ご飯|渋谷××バル|情報交換会
レシートに日付・店名が記載されていれば、
「誰と」、「なに目的」だけ裏にメモしておけばOK!
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手帳やスマホの「メモ or カレンダー」でざっくり記録
レシートにいちいち手書きするのが面倒ってときには、
手帳やスマホのメモ帳・カレンダーアプリ、に、記録を残しておくのもおすすめ!
具体的には、こんな感じ👇
- カレンダーアプリに「場所+人+目的」を簡単に入力
- 会食に行く途中、帰る途中にメモアプリで記録を残す
- 当時撮った写真+ひとことコメントでもOK(後から思い出しやすい)
あとで帳簿にまとめるとき、「ここにまとめてある」と分かる状態なら最高!
あちこちに丁寧に残そうとするんじゃなく、「ちゃんと続けられる形」で記録するのが最優先です!
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「定期的な会食」は書き方をテンプレ化してOK
クリエイターさんの中には、
「毎月定例の勉強会、情報交換会がある」
「定期的に、同業チームでの会食がある」
って方もいると思います。
毎月だいたい同じメンバーで集まってるなら、テンプレ化した書き方で記録するのもアリです!
たとえば、こんなかんじ👇
- 「毎月×日|〇〇メンバー定例会|業界情報交換」
「そんなシンプルな方法でいいの」って思うかもしれませんが、
実態があって、それがお仕事に関係する内容であれば否定する材料がありませんよね。
もし、一緒にご飯に行った人に裏取りをされても、嘘をついてなければ問題ありません!
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Q&A:飲食代の記録に関するあるあるなお悩み
Q. 飲食費の記録って、どれくらいの期間保存が必要?
A. 帳簿、レシート、メモのいずれも7年間保存が基本!
電子帳簿保存法の絡みもありますけど、シンプルに7年原本を保存するのが一番ラクです!
Q. レシートはあるけど記録がない場合は?
A. 思い出せる範囲でメモを補足できるとベター!
全く何も覚えていないなら、それが仕事に必要な出費だったか判別つかないため、
経費計上を見送るのもひとつの選択!
Q. 家族や友人と食事した場合も経費にできる?
A. 基本的にNGと考えましょう!
ただし、「友人と仕事の相談や打ち合わせ」などが明確で、相手も仕事関係者であればOKなケースも!
まとめ │ 飲食費メモは“ざっくり+続けやすさ”がカギ!
- 「誰と・どこで・なに目的」だけ押さえておけばOK
- スマホ or 領収書にざっくりメモするのがラクで続く
- 定例化してる会食はテンプレ記録でも大丈夫◎
完璧じゃなくていいから、忘れないうちに「ちょっと残す」習慣、身につけましょう!