こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「毎日5分だけでいいからやってみる」
「週に2、3回でいいから続けてみる」
「簡単に見えることなのに、気付いたら習慣にならずに終わってる…」
そんなクリエイターさん、少なくないですよね。
もしかしたら、「小さな継続」が苦手なクリエイターさんほど、
あえて少し高めの目標を立てたほうが続きやすいかもしれません。
この記事では、あえて高い目標設定をする理由について、
わたしの経験を踏まえて、やさしく解説していきます!
なぜ「ちょっとだけ」が続かないのか?
本来は「ハードルを低くする」ことが習慣化のコツとよく言われます。
わたし自身も「5分でもいいからやる」を続けたことで、
読書や瞑想を習慣化できるようになったので、入り口を低くするのが効果的なのは間違いありません。
ただこれ、一歩目を踏み出すきっかけとしてはかなり有効ですが、
それが必ずしも「継続」に結びつくとは限りません。
「ちょっとだけやる」習慣が続かないときって、こんな背景があるように思います👇
- 「5分だけ」と決めても、成果が小さすぎて達成感がない
- やったかどうかが曖昧で、自己肯定感につながらない
- 少なすぎると逆に後回しにしやすくなる
- 「この程度ならいつでもできる」と思って、やる意味を見失う
- 進歩が目に見えず、「結局変わってない」と感じやすい
- なりたい自分とのギャップが全然埋まらず、楽しいと思えない
- 小さくでも続けることが目標になり、その先の実現したい未来が明確化できていない
つまり、目標が小さすぎると「やっても意味ないかも」と感じやすくなり、
その結果として続けるモチベーションが湧かず、三日坊主になる可能性もあるということです。
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あえて「少し高め」の目標が効く理由
そんなクリエイターさんにちょっとやってみてほしいのが、
あえてがんばる必要のある、「少し高め」レベルの目標を設定すること。
たとえば、
- 「1日5分だけ描く」より「毎日1枚ラフを描く」
- 「1日1ページだけ読む」より「毎日1章読む」
- 「ブログ1行だけ書く」より「半分までは必ず書く」
- 「週に2日ジムに行く」ではなく「毎日ジムに行く」
- 「運動不足解消のため」ではなく「〇〇kgのウェイトを上げるため」
このように、毎日一定時間を1つのことに注力する習慣をつけると、
短期間で成長を感じやすく、3ヶ月もすれば「変わったね」と人から言ってもらえたりするので、
「もっと続けよう。もっと上を目指そう」という気持ちが芽生え、より強固に習慣化できます。
「でも…そんな時間ないし…」と思うかもしれませんが、
最初から「毎日〇時間は▲▲をする」と予定を決めておくと、
仕事に充てられる時間が限られることによる締め切り効果もあり、意外と継続できちゃうもの。
さらに、少し背伸びした目標には、こんな効果があります👇
- 集中力が高まりやすい(人は「ちょっと大変」な状況で力を発揮する)
- 達成したときの快感が強い(脳内のドーパミンが分泌されやすい)
- 「やればできる」という自信が積み上がる
これを繰り返すと、「〇〇しなくちゃ」→「早く〇〇したい」という気持ちまで出てきます。
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「背伸びしすぎない高め設定」がベスト
とはいえ、「毎日10時間作業する」「一気に本を1冊読み切る」など、
無理なラインを設定してしまうと、達成できなかったときに自分を責めてしまい、
続ける気力そのものが折れてしまう可能性も。
大事なのは、「ちょっと頑張れば届く」ラインに設定すること。
これなら「やればできる」という感覚を積み重ねやすく、挫折しにくいです。
たとえば、
- 普段読書をしていないなら「毎日10ページ読む」
- ブログを始めるなら「毎日300字書く」
- お仕事以外で絵を描いてないなら「自由なラフ絵を1枚描く」
- ジム通いをはじめたばかりなら「ベンチプレス40キロを目標にする」
このくらいの「努力感はあるけど、無理ではない」レベルが継続のカギ!
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小さな達成を「見える化」しよう
高めの目標を続けるには、成果を見える形に残すのもおすすめです。
人は「進んでいる感覚」があるとやる気を維持しやすいので、
ただやるだけでなく、記録して振り返れるようにするのがポイントです。
具体的には、
- 描いた絵をSNSにアップして、ギャラリー化する
- 読んだページ数をノートやアプリに記録してグラフ化する
- ブログや文章の文字数をカウントアプリで残す
- 音楽や動画なら「完成したファイル」をフォルダに積み上げる
- 日記アプリに「今日のトレーニング内容、挙げた重量」をメモする
こうして「目に見える証拠」を積み重ねると、脳が達成感をしっかり認識してくれて、
「もっと続けたい」という気持ちが自然と湧いてくるんです。
また、1年単位で継続してから過去の記録を振り返ってみると、
自分が想像してたよりもはるかに成長していることを実感できるはず。
シンプルな方法で大丈夫なので、積み重ねを実感できるように「見える化」しましょう!
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Q&A:習慣と目標設定に関するあるあるなお悩み
Q. やむを得ず継続が途絶えたときはどうすればいい?
A. 今日からまた継続すればOK!
続けられなかった過去を見るんじゃなく、今やるべきことに意識を向けましょう。
Q. 週〇日と毎日、どっちのほうがいいの?
A. 自分にとって、「あんまり気が進まない」という習慣ほど毎日のほうがおすすめです!
例外を作らずに毎日やることが決まっていると、やるかどうか悩まずに済みます。
まとめ │ 習慣が続かないときは「少し高め」の目標設定もアリ
- 「小さすぎる目標」は達成感が薄く、続けにくいこともある
- あえて「ちょっと頑張るレベル」で目標を設定すると成長を実感できて継続しやすい
- 成果を見える形で残すとモチベーションが持続する
\ 習慣を味方につけたいクリエイターへ /
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