独立してから思う正社員のリスクとは?

独立開業

こんにちは、三橋裕樹です!

独立開業は当たれば稼げるけど、
その分リスクもでかい。

こういうイメージを持っている方は
私が想像するよりまだまだ多いようです。

間違っているとは思いませんが、

独立開業してからの生活を振り返ってみると、
正社員のままでいることも独立開業と同じくらいリスクがあるんじゃないかなと感じてます。

心身の健康を損なうリスク

独立すると自分で仕事を選べるようになりますが、
正社員の場合は与えられた仕事に対する拒否権って基本的にありませんよね。

それを原因として、
心身の健康を損なうリスクがかなり大きいと感じてます。

私の経験で言うと、
この業界に入った時はまだ25歳。

体力がありましたし、
少しでも早く実力をつけたかったので、

睡眠時間を犠牲にして働くことについても、
「まぁ仕方ないよな」という気持ちでいました。

ただ、そんな生活が続けば健康的な生活を望めるハズもなく…。

日に日に肉体面が脆くなっていくのを感じましたし、

上司の期待に応えられない期間が長く続き、
精神面で何回も折れてきました。

私は立ち直れたので良かったですが、

症状が顕在化していないだけで
いつ倒れるか分からないくらい働いてる人って結構いると思うんですよね。

そういう人の今まで溜め込んでた負債がある日爆発して、
いきなり働けなくなるかも知れないって考えるとかなりリスキーじゃないですか?

(養っている家族がいる人は特に…)

なので、正社員であっても
自分の心身を犠牲にするような働き方をしているのであれば、

それだけで独立開業すること以上にリスクが大きいんじゃないかなと思います。

スキルを広げる時間を取れないリスク

独立開業すると、
毎日どれくらいの時間を仕事に充てるか、スキルを広げるために使うのか自由に選べますが、

正社員の場合は、
週に40時間以上その会社の仕事に拘束されますよね。

その拘束されている時間は、
スキルを広げることに使えないというリスクがあります。

今の職場や職種でキャリアを全うするのであれば
それも良いのかも知れませんが、

同じ職場にいると、
ルーティンでこなすだけの雑務もたくさんありますし、

今の職場から離れたら
全く生かすことができない仕事も存在します。

そこに自分の貴重な時間を注ぐっていうのは少しもったいないような…。

 

副業可にしている会社も出てきてるので
いずれはこういった問題も解決するのかも知れませんが、

その見返りとして
本職のパフォーマンスを上げることは当然求められるでしょうし、

両方の仕事が忙しくなった時に
どちらでもしっかりした成果を残せる人ってそんなに多くないんじゃないでしょうか。

少なくとも私は器用じゃないので
いつでも自由に時間を使えるようにした方がスキルを広げやすいように感じています。

会社の事情に左右されるリスク

正社員でいる場合、
会社の事情により自分の働き方が左右されるリスクが高いです。

お給料やボーナスについては、
どれだけ成果を出しても支払われる報酬が数倍アップするなんてことはないですし、

一緒に仕事をするチームメンバーや
プロジェクトのスケジュールも

基本的には会社の事情がまずあって、
それに従って仕事をすることが求められます。

「今こんな忙しいのに、何でそんなヤバイ案件取っちゃったの!?」
こういう話ってあるあるですよね笑

職種によっては
自分の意思と関係なく転勤を命じられることもあるかも知れません。

たまたま良いプロジェクトに配属された人が
実力以上の職階に昇進する、なんてこともあるでしょう。

そんな流動的な環境に身を置きながら
描いたキャリアプランを実現するっていうのはなかなかハードな話かと…。

逆に言うと、

そういった自分ではどうにもならない事情に
左右されにくいのが独立の良いところです。

なので、自分で責任を負って
自分の未来を切り開いていきたい人には独立をオススメします笑

どの道にもリスクはある

結局のところ、
どの道を選んでもリスクはつきものです。

「あっちはリスクがあるから…」と言うのであれば、
その場所に留まることのリスクも考えなくてはなりません。

このご時世、
いきなり会社が潰れるなんてことも珍しくないですから、

自分の置かれている状況のリスクに目を向けながら進んでいきましょう!

 

◆編集後記

今日はサボっていた年賀状作り・発送をしてから、事務所の消耗品を買いに家電量販店へ。

そのあと、近くの公園に行って愛犬を散歩してきました。

今日行った場所:東高根森林公園

初めて行きましたが、無料とは思えないくらい良い森林公園でした。

今日は夕方に行ったので散策はあまりできず。次回は日中にリベンジですね!