こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「契約書、ちゃんと作ってますか?」
この質問、実はけっこう多くのクリエイターさんが
「うーん、口約束で請求書だけもらうことが多い…」ってなる話。
でも実際は、契約書があるかないかで、
もしものトラブル時の“守られ方”がまるで違います。
この記事では、「なんで契約書が大事なの?」「どんなとき必要?」を、
クリエイター視点でやさしくまとめてみました!
「信頼してるから、契約書いらない」…本当にそれで大丈夫?
もちろん、お互いの信頼があれば、基本的には問題になることってありません。
でも、人間関係って“感情”が絡む分、ちょっとしたズレが命取りになることも。
たとえばこんなケース、聞いたことありませんか?
- 報酬の金額があとから変わった(言った/言わない問題)
- 納品後に「こんなの頼んでない」と言われた
- 支払いが遅れても、何も言えなかった
こういうトラブルって、「当初取り決めしたことの証拠がない」と、
こちらの主張をしようにも、どうにもできないことが多いんです。
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契約書があると、何が変わる?
契約書を取り交わしておくことで、こんなメリットがあります👇
1. 内容のすり合わせがしやすくなる
「納期」「金額」「修正回数」「納品形式」など、
あらかじめ文章で確認しておくと、認識ズレを防げます。
2. 支払いトラブルを防げる
「●月末締め/翌月末払い」などを明記しておけば、
あとから「そんな話聞いてない」って言われにくくなります。
3. 法的な強さがある
もし法的な措置が必要になった場合、口約束だけでは証明が難しいけど、
契約書があれば立派な証拠になります。
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「契約書って、どうやって作るの?」
難しく考えなくてOK!
最初は「メール・チャットのやり取りをPDFにして残す」だけでも効果アリです。
それに慣れてきたら、ひな形を作って
毎回そこに案件ごとに情報を入れるだけ、って形もおすすめ。
ネットで検索するとテンプレートも色々落ちてるので、
それを自分用にアレンジして使うだけでも十分です。
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Q&A:契約書に関するあるあるなお悩み
Q. 知り合い相手にも契約書って必要?
A. 必要です!
むしろ知り合いだからこそ、最初にルールを決めておかないと後々ギクシャクしがち。
Q. 契約書がないまま納品しちゃったらどうなる?
A. その場合は、メール・チャット・請求書などの履歴が重要な証拠になります。
「口頭だけで進めてしまった…」と気づいたら、すぐスクショなどで記録に残しておきましょう。
まとめ│契約書はいざという時にあなたを守ってくれる
- 契約書は、あなたの作品と時間を守る“お守り”みたいなもの!
- 内容はシンプルでもOK、メールやPDF形式でも効果あり
- トラブル防止のためにも、「契約書を交わす習慣」をつけておこう
安心して創作に集中できるように、リスク管理もしっかり整えていきましょう!