こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です。
「やらなきゃいけないのに手が動かない…」
「頭がまだ休みモードで集中できない」
連休が終わった瞬間、こんな気持ちになることありませんか?
とくに、ひとりで働くクリエイターさんは、
自分でペースを作る部分が多い分、休み明けの切り替えがうまくいかないとダラダラ期間が長引くことも。
そこで、この記事では、そんな連休明けから仕事モードへスムーズに戻るためのコツを
クリエイターさん向けにやさしくまとめました!
1. 「一番小さい仕事」から手をつける
連休明けは脳も体もまだエンジンがかかりにくい状態…。
そんなときは、まず最初の一歩をとにかく小さくするのがコツです!
いきなり大きなタスクに挑もうすると、
気持ちが重くなって先延ばししやすくなります。
たとえば、こんな小さな仕事👇
- メールやチャットの未読を3件だけ確認する
- 机の上や作業スペースの片付けを5分だけする
- 今日使うデータや資料をひとまずデスクトップにまとめる
- 動画編集ソフトや制作ツールを立ち上げてプロジェクトを開くだけ
- 次にやるタスクを紙に1行書き出す
こうした小さなアクションなら数分で終わり、達成感もすぐに得られますよね。
心理学的にも、最初の行動を起こすことで脳が「作業モード」に切り替わり、
次の行動へのハードルが下がります。
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2. スケジュールは「3割の余白」を意識
連休明けは予定をパンパンに詰めるより、
あえて3割ほど余裕を残すスケジュールを立てるようにしましょう!
長期休暇は、夜更かしや朝寝坊、外出や食生活の変化などで
体調・生活リズムが平常時に比べて変化していることが多く、
いつも通りのスケジュールで動こうとすると集中力や作業効率が落ちやすくなります。
とくにクリエイティブな作業は、時間的なゆとりがないと「質よりスピード優先」になりやすく、
結果的にやり直しや修正が増えてしまうことも…。
具体的にはこんな感じ👇
- 午前中は軽作業や打ち合わせなど負担の少ない予定を入れる
- 納期が迫っている作業は午後〜夕方にまとめる
- 1日のうち30分〜1時間は「バッファの時間」としてブロックしておく
- 集中作業の合間に5〜10分の休憩を意識的に取る
「バッファの時間」があることで、突発的な連絡や小さなトラブルにも落ち着いて対応できますし、
想定より早く作業が終われば気持ちにも余裕が生まれます。
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3. 「やる気」ではなく「環境」から整える
「やる気が出てきたら仕事を始めよう」と思っていると、なかなかスタートできません…。
モチベーションを無理に引き出そうとするより、
集中しやすい環境を先に作るほうが圧倒的に早く仕事モードに切り替わります。
環境を整える方法はいろいろあります👇
- お気に入りの作業BGMや環境音を流して開始の合図にする
- コーヒーやハーブティーなど、自分が落ち着く飲み物を用意
- 机の上や作業スペースを軽く掃除して視界をスッキリさせる
- 照明を明るめに調整して、体内時計を仕事モードに切り替える
- スマホは作業机から離れた場所に置き、通知をオフにする
とくに連休明けは、気持ちが休暇モードから完全に抜けていないことが多いので、
環境を変える=気持ちを切り替えるスイッチとして使うのが効果的!
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4. 休み中の写真や思い出は「ご褒美タイム」に楽しむ
つい休暇中の写真や動画を見返してしまい、頭が再び休みモードに…
なんてこと、よくありますよね。
そこでおすすめなのが、仕事の合間ではなく、
1日の終わりや週末にまとめて見る「ご褒美タイム」を予定しておくこと!
こうすることで仕事中に気が散るのを防げますし、
先に時間を決めておけば「終わったら見られる」という楽しみがモチベーションになります。
たとえば👇
- 週末の夜にお気に入りの飲み物を用意して一気に写真整理
- 休日の午前中に旅行動画を編集してSNSに投稿
- 次の休暇のプランを立てる材料として活用
ポイントは、「今すぐ見たい」衝動をあえて温存すること。
そうすれば休暇の余韻はしっかり楽しみつつ、平日の集中モードを保つ習慣がつきます。
ただ、「どうしても今見たい!」というときには、
いっそその日はオフにして、思い出を満喫するのもアリですよ!
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5. 「今日中にやることリスト」で区切る
連休明けは、メール、未処理の依頼、進行中の案件…と、
やるべきことが一気に押し寄せますよね。
そのまま全体を見渡すと「全部終わらせなきゃ」というプレッシャーが強まり、
逆に手が止まってしまいがち…。
そこで効果的なのが、今日中にやることリストを作ること!
今日やるタスクを3〜5個程度に絞り、残りは明日以降に回します。
こんなステップでやってみましょう👇
- 溜まっているタスクを全部書き出す(頭の中を空っぽにする)
- 今日中にやらないと支障が出るものだけ選ぶ
- 優先順位をつけて、上から順に処理する
こうすることで、目の前の作業に集中でき、達成感も早く得られます。
さらに、残ったタスクは「明日以降の予定」に移動させれば、無理をすることもありません。
ポイントは、「今日はこれが終わればOK」というゴールを明確にすること。
これにより、「終わらないかも」という焦りが減り、1つひとつの作業の質も上がります。
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6. 体を動かして脳を起こす
「連休明けの朝は、頭がぼんやりして集中できない…」
そんなときは、まず軽く体を動かして血流を促すことから始めましょう!
体を動かすと酸素が脳に行き渡り、眠気やだるさが和らぎ、集中力も上がります。
簡単にできる運動の例👇
- 朝5分のストレッチ(肩・首・腰をほぐす)
- 近所を5〜10分散歩して外の空気を吸う
- エレベーターではなく階段を使う
- 座ったままできる足踏みやかかと上げ
ポイントは「息が少し弾む程度」の軽い運動にとどめること。
激しい運動をいきなりすると疲労感が増して逆効果になることも…。
また、外の光を浴びると体内時計がリセットされ、生活リズムが整いやすくなります。
連休中に夜型になってしまった人は、朝散歩を取り入れるとかなり効果的!
できれば、作業の合間にも軽く体を動かしましょう。
1時間に1回、立ち上がって肩を回すだけでも血流が改善し、午後の集中力が維持しやすくなります。
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Q&A:休み明けの働き方に関するあるあるなお悩み
Q. 休み明け、どうしても集中できない日はどうする?
A. 割り切って「準備日」にするのも一つの手です!
なるべく脳を疲労させない過ごし方をして、翌日からのギアを上げるための仕込みに使いましょう。
Q. クリエイティブな仕事に戻る感覚が鈍っているときは?
A. 過去の作品を見返したり、仕事とは別に「落書き」のような遊びを取り入れると、
クリエイターとしての感覚が戻りやすくなると思います。
まとめ │ 連休明けは「全力を出す日」ではなく「戻る日」
- 小さな仕事から始めて達成感を積み重ねる
- 3割余白のスケジュールで無理なく戻す
- 環境の力を借りて自然に仕事モードへ
休み明けは、いきなり全力疾走より助走が大事です!