こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「カメラやマイク、モニター、ライト…実際どこまで経費にしていいの?」
そんなお悩みを持つクリエイターさん、多いですよね!
ガジェット・機材は単体の値段も高く、
経費計上の漏れがあると、数千円~数万円ほど節税できるハズだった金額を失うことになるので、
しっかり判断したいところ。
そこでこの記事では、クリエイター業のお仕事でよく使われる機材をジャンルごとに整理して、
経費になるかどうかの判断ポイントをまとめてみました!
各ジャンルの詳細記事もリンクしてあるので、
気になる部分はそちらからチェックしてみてくださいね!
カメラ・レンズは経費になる?
撮影や作品発信に使う場合は、カメラやレンズは経費にできます!
これはGoProやDJI Osmoといったアクションカメラや、空撮用のドローンも同様。
ただしプライベートでも持ち歩いて撮影しているような場合は、「家事按分」が必要です!
仕事用に使った割合をもとに経費計上することで、税務調査でも認めてもらいやすくなります。
ちなみに、カメラ本体やレンズ単体の値段が10万円以上の場合は、
固定資産として「減価償却」が必要になる点に注意!
詳細に解説している記事はコチラ👇



マイク・音響機材は経費になる?
配信や楽曲制作、動画編集に欠かせないマイクや音響機材も、仕事のために使うなら経費にしてOK!
音響機材はこだわり出すと沼にハマりますが、仕事で使っていることの説明がつくのであれば、
金額そのものは問題にならないことがほとんどです。
こちらも、10万円以上の高額な機材は、固定資産として「減価償却」が必要になる点に注意!
「どういう使い方をしていて、仕事とのつながりを説明できるか」がカギになります!
詳細に解説している記事はコチラ👇



モニター・サブディスプレイは経費になる?
作業効率化のために導入するモニターやディスプレイも、業務用途なら経費にできます!
いまやマルチディスプレイで作業をする人が少なくありませんが、
そういう場合はディスプレイだけでなく、アームやドッキングステーションなども経費にしてOK。
ただ、ゲームでもモニターを兼用している場合は、「家事按分」が必要になります。
できれば、用途を明確に分けたほうが税務調査でも説明しやすいですよ!
詳細に解説している記事はコチラ👇


スマホ・タブレット・パソコンは全部経費になる?
スマホ・タブレット・パソコンは、仕事の必需品ともいえますよね!
でも、それらがすべて経費になるわけではないんです。
経費として認められるのは、あくまで仕事で使うための端末だけ!
複数端末を所有している場合や、タブレットをお仕事にまったく活かしてない場合は、
その端末代金はもちろん経費にできません…。
ただ、メインパソコンが壊れたときのためにサブPCを所有していたり、
用途に合わせてタブレット端末を複数所有している場合など、説明がつけばもちろん経費にしてOK!
ちなみに、スマホやネットの通信費は、仕事で利用している割合に応じて経費に計上できます。
詳細に解説している記事はコチラ👇




モバイルバッテリー・ポータブル電源・充電器は経費になる?
モバイルバッテリー・ポータブル電源も、仕事で使っている場合には経費にできます!
とくにポータブル電源は、災害への備えやアウトドアで使うイメージがあるかもしれませんが、
作業デスク周りの電源不足解消のために使っていれば、経費に計上してOK。
ほかにも、お仕事用の端末に使うAC式・ワイヤレス充電器なども経費にできる可能性があります!
つい見落としがちな支出も、お仕事用のものはきちんと経費に入れましょう!
詳細に解説している記事はコチラ👇



まとめ │ ガジェット・機材は「仕事で使っているか」が判断軸
- 機材は「仕事用かどうか」で経費判断が分かれる
- プライベートでも使っている場合は、「家事按分」で一部を経費にする
- 単体で10万円以上の機材は、固定資産として「減価償却」が必要
- 仕事用として説明がつく支出は、少額でも経費に入れておく
